大学生になりまして、レポートなど課題をこなしていく中で生成AIの威力には驚くばかりです。僕が大量の暗記をこなして医者になるころには求められる仕事もだいぶ変わってるんだろうなという感じです。おそらく多くの大学生が利用したい機能は、レポートや文章の生成、検索、要約、アイデア出し、添削などではないでしょうか。ここでは、主要な無料生成AIツール3種(ChatGPT、Gemini、Copilot)を、大学生であるぼくが実際に使ってみて使いやすさを勝手に評価していきます。それぞれ得意不得意があるのが面白い。(2025年11月時点の情報です)ちなみに僕はベンチマークとか難しい基準分からないので、使ってみた印象で話します。
ChatGPT
言わずと知れたAIブームの立役者です。その知名度もあって、僕の周りでは使ってる人が一番多いツールだと思います。なんなら生成AI=ChatGPTだと思ってる人も。無料版でも回数限定ですが高性能なチャットを利用できるので、まずは彼に聞いてみることが多いです。回答をすぐに始めてくれるので気持ちがいいです。また、いちいちいい質問だと褒めてくれたり、Wordファイルにして用意しようかと向こうから提案してくれたりして、「喋ってる」感じがあるAIです。ちなみにWordを作ってあげるといって確かに作ってはくれるのですが、指示ガン無視で中身スカスカのwordファイルを作ってきたりはします。
Copilot
マイクロソフトがやっているので、マイクロソフト製品(Word,PowerPointなど)との相性の良さをウリにしています。僕は大学の365アカウントで使っているのですが、正直性能はChatGPTやGeminiほどは高くないと感じます。ウリのOfficeとの連携も、確かに連携はできていますがだからといって性能が高いわけではないということに注意です。応答速度はけっこう速いのでストレスは少ないです。
Gemini
Googleがやっていて、最新情報を検索してくることをウリにしています。ちょっとした質問というよりは学術的な深い思考に強いみたいです。僕は大学生限定の15ヶ月無料トライアルでPro版を利用しているのですが、普通にチャットする分にはChatGPTと同等くらいで、より複雑な作業(コーディングなど)に強いという印象です。また、ChatGPTではハルシネーションを起こしまくるような、例えば僕の出身高校の文化祭に関するニッチな情報でも正確に出してきます。有料版なら回数制限も高めの設定なので、使いやすいです。考えが深すぎるのか、Proの応答速度の遅さは最初気になるところです。FlashはChatGPTと同等の速度で応答します。大学生なら、期間限定ですが無料で体験してみてほしいです。
Gemini無料体験についてこちらの記事で解説しています。
その他のAIツール
やっぱり、AIツールは目的に応じて使い分けるのが賢い方法です。餅は餅屋に聞けって言います。ほとんどの作業は上に挙げた3つで十分ですが、大学生活で便利なツールもおまけで紹介します。
DeepL
非常に自然で正確な翻訳を、瞬間的に行うことができます。我が高校ではDeepL乱用者が絶えませんでした。うれしいのは、スマホで音声入力ができるところ。発音もできます。軽く使う分にはアカウントもいらず無料なのが嬉しい。
Adobe Acrobat AI assistant
アドビアクロバットでPDFを読み込み、要約したり、質問に答えてくれます。PDFの要約ならChatGPTなどでもファイルをアップロードすれば可能なのですが、このAIのいいところは回答の根拠となる部分を示してくれることです。クリックしてPDFの該当ページを確認しに行くことができます。これがめちゃめちゃ便利です。無料で5回ほど体験でき、あとは有料版への移行を促される(ウギャー)ようになります。
まとめ
あなたの作業にぴったりのAIツールを見つけて毎日を効率的に、有意義にしよう。

おまけ
今回のアイキャッチ画像はGeminiのImagenで生成してみました。さあいかがでしょうか。記事の概要とタイトルをもとに作ってもらいました。イメージを作る能力は素晴らしいですが、文字が書けないのは意外ですね。「ChaGPT」とか、「おすせめ!」というなんだか惜しいやつもあります。まあ僕のプロンプトが未熟ってことで。ちなみに作業時間は1分ほど。どんどん生成速度が速くなってきていると感じます。



