夜のフライトで中部国際空港(セントレア)に降り立ったわたくし、食事をセントレアでとるか名古屋に戻るか悩んでいたところ、ふと、フランスの空港で暮らしていたおじさんの話を思い出してしまいました。「セントレアでも1泊くらいならできるんじゃね」ということで、今回は必要もないのにセントレアのターミナル内にあるベンチで1泊してみました。
夜の空港

さっきまで賑やかだった空港も、お店が閉まると静まり返りました。ときどき深夜便のざわつきはあるものの、基本は静かなフロアに、何かの広告が延々と流れています。
寝るのは到着ロビー
セントレアには24時間開放されているフロアがあり、手荷物受取から出た到着ロビー(2階)もそのひとつです。

このように充電器付き(ウレシイ)の椅子があり、そこで寝ることができます(写真正面のベンチは肘掛があるが、無いベンチもあるので横になれる)。
空港は静かとは言えど、夜になっても人の往来はあるため12時を過ぎるくらいまでは寝れません。
今回はここで寝てみます。
とりあえず買い出し
なんと心強いことに空港内には24時間営業のコンビニがあります。安心のサポート体制です。食事とアイマスクを買います。ちなみに空港は夜になっても煌々と明るいので、アイマスク必須です。耳栓はたまたま持参していたものを使います。
コンビニの他のお客さんは名鉄やホテルがある方へ出ていきますが、僕は到着ロビーへ戻ります。
いよいよ寝る
いよいよ寝ます。気づけば周囲のベンチには同志たちがいます。みんな大きい荷物を持っていて、同じくベンチで寝るようです。ベンチが足りなくなるほどではないですが、結構たくさんいました。
到着ロビーは誰でも入ってこれる場所なので、貴重品はしっかり管理しないといけません。
寝ます。
肝心の寝心地
肝心の寝心地です。
ベンチは薄いクッションのみなので硬く、耳栓を通過してくる雑音により眠りは浅くなります。また、なかなか静かにならないので寝る時間が遅くなります。寒かったです。明るさについてはアイマスクのおかげで気になりませんでした。朝に広告の放送がはじまったことで目覚めました。気づくとまだ寝ていたのは僕だけで、他の皆さんは早朝の便で既に発ったようです。ベンチで一人寝ている自分が恥ずかしかったです。
まとめ
無料で1泊できるのはすごいけど、夜行バスよりも浅い眠りでした。あとやはりある程度危険が伴うと思いました。また、無駄に1泊したため授業にその足で行く羽目になりしんどかったです。
次からは普通にホテルに泊まろうと思いました。
まあ1回くらいやってみてもいいよなあ。


