こんにちは。インド旅行(デリー、バラナシ)にて、たくさんのインド人詐欺師との出会いがありました。今回は、これからインドに行かれる方の楽しい旅のためにも、日本人を狙った旅行詐欺にかきまわされてきた経験を記しておきます。全て僕の実体験です。平気で騙してきます(もちろんいいインド人もたくさんいますよ)。ちなみにこの半日だけで3件の詐欺オフィスを回りました。

詐欺オフィスへの誘導
デリーの繁華街、コンノートプレイスでオートリキシャ(トゥクトゥクみたいなやつ)を降りると、大量のインド人に絡まれました。今日は日曜日で店が閉まってるからこっち来いとかAirPodsを買わないかとかごちゃごちゃ言ってきますが、相手すると余計ついてくるし無視します。だって目の前のお店バリバリ空いてるんだもん笑。日曜日に閉まってる論法はいくらなんでもキツイやろ笑。AirPodsも路上では買わないし。
観光していると、またしつこいおっちゃんが付いてきました。こちらがあてもなくふらついているのを見抜いたのか、日本語を話せるガイドがいるという旅行代理店を紹介して、ご丁寧にも連れて行ってくれました。どう考えても怪しい誘い方ですが、まあついてったら面白いこともあるか、と付いていくことにしました。どうせ観光のあてもないし。代理店はコンノートプレイス近くです。入ってみると別の日本人グループが、「一旦水を買ってくるから」といって出ていくところでした。
日本語ガイドがいる旅行代理店
奥から日本語を話せるおっさんが出てきて、僕たちを連れてきたおっさんと挨拶しています。どうせグルなのに、白々しい初対面の演技を見せられます。日本語ガイドは日本にいた経験がないと完成しないレベルの上手な日本語を話し、久々の日本語は安心感がすごいです。代理店の内装は、とりあえずインド政府系の公式であることを主張しまくっています。ガイドブックに書いてるものとちょっとだけ違う組織名が書いてます。

だいたい僕たちがどこに行きたいかという希望を聞いてくれて、そのための電車を手配してくれると言います。この前夜にインド国鉄のウェブサイトで、すでにそのチケットは購入できないことを確認していたので、どうしてあなたからだと買えるのかと質問すると、代理店用の特別な方法があって、それがこの画面で、それはリセールのうんぬんでどうのこうの…と言い出します。怪しい。日本語なのに全く理解できず、これ嘘じゃないのかと疑うような質問を繰り返していたところ、相手もイラついてきたのか、あなたの態度は無礼だという謎の説教をしてきます。客に説教してくる珍しい旅行代理店です。そんなに疑うならこれでどうだ!どばかりに、今度は証拠として日本人客から送信されてきたというLINEを見せてきました。インドを車で走りながら「○○(ガイドの名前)ありがとー!」と、カメラに向かって楽しそうに言ってるという動画です。なにこれ?。これはインド人詐欺師が全員やってくる手法です。これが日本人の客だとか友達なんだとか言って謎の動画を見せてきます。詐欺慣れしたので見飽きました。余計に疑いが深まってしまうだけの動画でした笑。
詐欺確定
まあもしかしたら電車のチケットは無理でも車とか出して連れて行ってくれはするのかなとか思って半分信じたい気持ちもあったのですが、なんと「でもぉ~このチケット買えるのは10:40までね」と言い出しました。システムの都合で買えるのは10:40までらしく、偶然にも今10:30だから急げとのことです。ヤバすぎる笑。最後にダメ押しの「ざっと合わせて300ネッ!」と言われて証拠が揃いました。はいこれ、300ルピーだと思わせといて、後から請求見たら300ドルで取られるというあるあるです。ホンマに300ルピーでいけたらめっちゃ安いけどなと思って食い下がると、「あー、これドルね」とあっさり認めてきました。やっぱり詐欺です。インドで日本人相手なのに、支払いはインドルピーでも日本円でもなく謎にUSドルを使うそうです。300ドルじゃ普通に高いし、詐欺要素てんこ盛りで信用もなくなったので退散します。ちなみに相手が日本語堪能なので、他のインド人詐欺師と違って、こっち側のメンバーで日本語での相談ができません。大変でしたが、ちょっと外で考えてから戻ってくるねと言って偽代理店を出ました。ガイドはなんか僕に怒ってましたが笑。そういえばここに入ってきた時に水買ってくると言って出ていった人たちもこういうことだったんでしょう。偽代理店の入り口で記念写真を撮ろうとしましたが、見張りみたいなインド人が5人くらいいて、止められました。

詐欺オフィス②への誘導
昼食後、今度は自分たちで行くところを決めようと誓った僕たちは、コンノートプレイスのマクドナルド前で野良オートリキシャを拾いました。デリー名物のインド門まで連れてってくれというと、インド門周辺は、デジタルカンファレンスによる通行規制のため行けないと言い出します。そういえば、インド出発前に日経新聞で何度か目にしたので、デリーで大きなITイベントがあるのは知っていました。代わりに近くの観光スポットに連れてってやるとのことです。まあ詐欺のしようもないし現地人のおすすめに行くのもいいかということで謎のヒンドゥー教施設に連れて行ってもらいました。その道中、運転手の彼は日本のギャグを大量に披露し、日本語は話さないものの距離を詰めてきます。そして、実は彼はもう引退して趣味で運転手をしており、君たち日本人の為なら格安で一日デリー案内をしてあげると提案してくれました。ツアー代詐欺かと思いましたが本当に安かったので、じゃあこれでということで次はデリーのおすすめ土産物屋へ。高級感ある店内に入ると、日本語が堪能な店主が出てきました。日本語話せるは逆に怪しいんよなあ…。リキシャの運転手と初対面挨拶をしています。カレー粉と茶葉を見せられて試飲させてくれました。お茶が出るのを待つ間、ここはいったいどこなんだとグーグルマップを開くと…、日本語で大量の「ここは詐欺です!」のレビューが。しかもリキシャの運転手の彼の顔写真まで載ってます。はい、ここも、この運転手も、詐欺師確定です。すぐ出ました。外に出て運転手を詰めると、レビューが悪いのは知っているが本当にいいお店なんだと開き直っています。さっきの「このお店は高級だから僕には買えないんだ」発言とか、店主と初対面の設定を忘れたような言い訳で、嘘つき確定してしまいましたが、もう一度だけチャンスをくれというので出発させると、次は本当に信頼できる旅行代理店に連れていくと言い出します。もう旅行代理店詐欺はいっぱいいっぱいなので、さっきコンノートプレイスで騙されかけたんだとエピソード話すと、かわいそうにそれは有名な日本人向けの詐欺代理店だよと言って、ほらあそこだろ?と確かに午前中に行った偽代理店を通ったうえで別の代理店へ連れていかれました。やっぱさっきのは詐欺だったか。
”本物”の代理店へ
そんな彼は僕なら本物の代理店へ連れていくと言い出し、コンノートプレイスの別の場所にある旅行代理店に連れて行ってくれたのですが、これも明らかに偽物。ほぼさっきの偽代理店とおなじ外観です。

写真を撮ろうとすると制止してきます。まあそれでも撮るけど。店に入る前に退散します。その後また別の旅行代理店(3軒目)前にも連れていかれ、キリがないのでここで終了。3軒目は、別のブロガーさんのブログで見たことある偽代理店だったので一目でわかりました。

まとめ
このように、デリーには大量の詐欺オフィスとその協力者がいるようで、明確に日本人を狙ってくるので注意して旅しないといけません。その一方で、困っている人を助ける本当に優しい人(たぶん)がいるのも事実。それも含めてインドらしいっちゃインドらしくて楽しかったかも。
ちなみにその後、今度こそ本物の運転手を捕まえてインド門へ。普通にあいていました。ITカンファレンスは実在しましたが、3日前くらいには終わっていたようです。


