
東進の東大特進コースには受講料が特待受講料になる特待生制度があります。破格です。とるべきです。特待生認定を受けるには基本的に規定の模試成績が必要になります。今回はその特待生認定を取るコツについて考えます。
(詳細については最新の東大特進のパンフレットで確認してください。)
ぼくのような特待科目数を少しでも増やそうとしている人にとっては、ちょっとした模試の受け方の差が特待の科目数に影響します。特待生基準には5種類あり、どの基準を狙っていくかが大事です。基準となるテストは、東進の指定模試での判定、東進の共通テスト型模試での得点、東進の東大入試同日受験での得点、東進以外の模試、高校内順位の5つです。一つ一つ解説していきます。
目次
東進の模試での判定
指定された東進模試での東京大学の判定が適用できます。東大A判定なら5講座特待が受けられます。D判定以上で特待をとれます。以下でも同様ですが、第一志望を東大にしておくことが必須の条件だったと思います。
東進の共通テスト型模試での得点
全国統一高校生テスト(全学年統一部門)or 共通テスト同日体験受験 or 共通テスト本番レベル模試での得点での認定です。英数国600点満点の素点510点で5講座特待です。他の科目は関係ありません。
東進の東大入試同日体験受験での得点
年に一度の東大同日模試での認定です。
東進以外の模試での認定(東大特進コース指定模試)
河合や駿台の模試のうち指定されたもので、東大A判定なら4講座特待と、同じ判定でもそれぞれ東進の模試でとる場合より1講座少ない特待科目数となります。東進の模試成績がなかったり、よりよい判定がとれたときに使えます。「東大特進コース指定模試」に指定されているのがどんな模試か具体名は書いていませんが、ぼくは駿台のハイレベル模試を適用してもらったことがあります。自分の成績が使えるか問い合わせたほうがよさそうです。ベネッセの進研模試は使えなかった記憶があります。
高校内成績順位
これらの模試の成績が無い場合、自分の高校内でのテストなどでの順位を示すと認定してもらえるかもしれません。ぼくも最初は模試を持っていなかったので、問い合わせて高校内順位で認定してもらいました。ただ科目数はあまり期待できなさそうなので、東進の模試を早く受けて判定を取りたいところです。
一番狙いやすいのは…判定での認定?
個人的には一つ目の、東進の模試での判定による認定が一番狙いやすいように思います。体感では、得点での特待科目数は学年が低いと厳しめになるので、判定で見たほうがとれる科目数が多くなりやすいです。
もし得点での認定を狙うなら、共通テスト同日体験受験が狙い目です。共通テスト本試は他の共通テスト型模試と比べて難易度が低めなので得点が上がりやすいです。それとコツとしては、模試の第一志望校には東京大学の自分が志望している科類を書く必要がありますが、特待生認定は東京大学であればどの科類でも取得できるので、ぼくは東大の科類を少なくとも2つ、または3つ書くようにしています。実際、第一志望の理科より文科の判定が一段階上だったので(受験科目が少ないうちはこういうことができる。理科や社会が入ってくると判定が出なくなる。)、文科の判定で特待生認定を受けていた時期もあります。このような工夫(小手先のテクニック???)をすることで、少し科目数が増える可能性を上げることができます。判定が少しだけ緩いのは理系なら理科二類、文系なら文科三類あたりになります。
まとめ
テクニックを駆使して1科目でも多く特待獲得!夢の特待生ライフを!


