過熱が止まらない現代の大学受験。実績ある有名予備校の講座は、にわかには信じがたい価格になっています。僕が通っていた東進衛星予備校も結構な値段がする(映像なのに!)し値引いてもくれなかったのですが、そんな東進には「東大特進コース」なる別コースがあり、特待生になれば異常といっていいほどの低価格(たぶんほぼ教材費)「特待受講料」で、林修や苑田尚之をはじめトップ講師の東京大学受験に特化した授業を受けることができます。しかも対面の講座も多く用意されており、会場に足を運べばモノホン講師による講義や、添削指導を受けることができるという神コースとなっています。そんな東大特進コースですが、ネット上の情報もあまり多くなく謎に包まれた部分もあります。東大特進コースの特待生になったので、どんな感じかお届けします。(東大特進コース自体は特待生基準を満たしていなくても申し込めます。)
多分、東進としての合格実績を積み上げるために合格可能性が高い生徒を特待価格で囲い込んでいるのだと思いますが、こっちは塾の経営とか知ったこっちゃないので、ありがたく利用させてもらいましょう。今回は、東大特進のすばらしさとその特待制度にフォーカスします。
特待生になるには・特待生とは
東大特進コースの特待生になるには、特待生基準を満たす必要があります。主な基準は模試の結果となります。東進模試での東京大学の志望校判定、得点、またはその他の指定された模試での東京大学の判定、または学校内成績で認定を受けることができます。判定や得点によって特待受講料になる講座数は異なります。今僕が持っている資料によると、最大で東進模試での東京大学A判定で5講座特待となっています。ちなみに高3では講座数ではなく科目数でカウントします。(他にも条件があるので、詳しく知りたい方は東大特進コースの資料を請求してね)

特待生になると、受講料が通常より大きく割引された特待受講料で受講することができます。講座の内容は通常と全く同じです。東大特進コースの手厚いサービスを考えれば相当に安い金額になっています。個人的な感想ですが東大特進はほとんど利益が出てないどころか赤字なんじゃないかと思っています。
さらに東進生だとちょっとオトク。
東大特進コースと東進衛星予備校はどちらも東進のグループですが、経営が違うのか特にリンクしていないようで、僕が「東大特進コースに入りました」と自分から言うまでは、衛星予備校の担任は全く知らなかったそうです。一応、東進生だと東大特進コースの入学金が無料になるという、ちゃんと東進生がお得に入れる特典は用意されています。
衛星予備校では、特進コースの紹介などは特にされませんでした。勝手に申し込むという感じです。
東大特進コースの自習室
東大特進コースに入会すると、生徒証をもらえます。生徒証には東進の生徒番号が書いてあり、東大特進コースの自習室を使うときなどに利用します。東大特進コース生は、東大特進校舎(ホームクラス)の自習室を利用することができます。(近所の衛星予備校の自習室を使うことはできません。)
自習室についてはこちらから
生徒番号は衛星予備校の番号とは別の新しい番号をもらえます。東大特進の映像授業は東大特進のb番号の学力POSで自宅受講(t-POD受講)するという形です。オンライン授業は授業風景の撮影ではなく、オンライン用に収録されたもののようです。
東大特進コースの映像授業・ライブ授業についての記事はこちら
僕は基本映像授業を家で見て、時々ライブ授業を見に行っています。ライブ授業ではいつもは映像でしか見ないような超有名講師の授業を生で受けることができます。ついでに自習室で勉強して、都会を観光してくるのが趣味です。講師による添削指導付きの講座もあります。林修先生の現代文の添削を受けられることもあります。もちろんあなたが特待生なら特待料金です。










