いつもは貧乏学生をやってるぼくですが、愛読書「林修の仕事原論」の「世の中で『一流』と言われる店で飲食する」という言葉に影響を受けた僕は、身の丈に合わず、京都の名店で食事をしてみることにしました。普段は激安飯を探し求め、自販機では何も買わないことを誇っているぼくですが、今回ばかりはいくらかかってもいいから、良い店で食事をいただきたい。
先斗町ますだ
そして選んだ店は、京都は先斗町の、先斗町ますだ。
創業70年以上の老舗割烹・おばんざい店で、作家の司馬遼太郎が通ったお店としても知られています。ミシュランビブグルマン・セレクテッドレストランへの掲載歴もあり、評判も十分です。こういう店よ。行きたいのは。
先斗町に行ってみよう
京都の中心部・四条河原は、鴨川納涼床など、かなり京都らしい良い~雰囲気が漂う土地なのですが、その大通りから一本入った細い路地が先斗町です。風情ある飲食店が軒を連ねており、夕暮れからは提灯に明かりも灯って、さらに良い感じです。

路地の入口は、先斗町の雰囲気が良すぎて外国人の撮影スポットと化しています。以前から気になっていて、「どうせどの店も高いんだろ」と思って深入りしたことはなかったのですが(実際高い)、今回は先斗町の店を利用するのですから、堂々と突き進みます。

そして現れたこちらのお店が「先斗町ますだ」。質素な看板で、飲食店というよりかはまるで町屋みたいな外観。道端にメニューを出したりもしてません。これは本物ですな。

いざ入店!
いざ入店。ガラガラガラ。めちゃめちゃいい雰囲気のお店です。さっきから雰囲気の話ばっかりですみません。だって本当に雰囲気が素晴らしい。白木のカウンターでいただきます。外は騒がしかったですが、店内は驚くほど静か。お客さんも上品そうな方々ばかりだ。京都の喧騒から離れてという感じ。ちなみに写真撮影禁止なので、店内や料理の写真は撮れませんでした。
そして驚くことに、なんとメニューには料金が書いておらず、料理名のみが書かれたシンプルなものです。予約時に支払いは現金のみと伺っていたので、ふと財布がシンパイになる。
まあでもせっかく来たので、値段とかは考えず気になったものから頼んでいきます。土瓶蒸し、かれい焼、にしん茄子、大名炊き、白蒸し…。京都名物や、旬(秋)の食材も多い。あまり知らない料理もありますが、頼んでいきます。メニューに写真が無いので何が出て来るか分かりませんでしたが笑。
日本酒は、広島の賀茂鶴のみです。樽酒を頼みましたが、かなり樽の木の風味を感じました。
一番感動的だったのは、鯖きずし(シメ鯖)。今までいろんなシメ鯖や鯖料理を食べてきましたが、圧倒的においしい鯖でした。ジューシー肉厚なシメ鯖にしょうがを添えて、味付けがなんとも絶妙なバランスでした。
あと白蒸し(炊いたもち米にイクラとアナゴをのせたもの)も初めて食べましたがとてもおいしかった。
ごちそうさまでした!
お会計は8000円ほど。量は食べていませんが、かなりの満足感。
感動的でした。料理、接客、まわりのお客さん、ロケーション含めていい体験でした。若いうちにお金をつかう経験、そして一流の料理や、一流のお客さんはどういう人たちか知れた気がします。これが林修が言ってたやつか。
ごちそうさまでした。


