東進のチューターの仕事には、生徒からの質問対応という大切な仕事(というかメインだと思ってる)があります。東進の講座や学校の勉強で、分からないところがあったら質問しに来てくれます。
ぼくも幸いなことに理系科目の能力を買っていただき、働かせていただいているのですが、やはり単に問題を解く能力と教える能力は別物だと感じます。
物理共テ
物理の共テの問題で質問してくれた子がいました。答えを見たけどなんでそうなるか分からない、と。うーん確かにちょっと難しい問題です。そして、もう受験が終わって1年半も経っている大学生は物理の公式なんてほとんど覚えていません(みんなチューターに期待しすぎている部分もある)。とくに医学部に入ってからは物理は一切扱わないので、工学部の子に聞く方が断然良いでしょう。しかし公式とかを忘れているだけで、思い出してしまえばこっちのもんです。あと、方針を立てる力はあまり落ちていないなと感じます。この問題はなんとか解けそうな雰囲気です。しかしここで、「これなら選択肢のディメンション(次元)見れば解けるやん」と、いらないことに気づいてしまいます。これをスルー出来たらいいのに、生徒の為と思って言いたくなってしまうのがぼくの性です。「物理の選択肢問題はぁ~ディメンション見れば分かっちゃう場合があるから、一旦選択肢を見てみるのがおすすめでえ」なんて気づいたらしゃべりだしています。「ほらこうすれば問題解かなくても答え決まっちゃうんだよね。」
たぶん、生徒が求めてた答えではありませんでした。むしろ混乱させたような。難しい。生徒がいったいどこまで勉強して理解しているのか、次元、ディメンションについては理解しているのか、そもそも言葉を聞いたことがあるのか、分からないからです。普段は教えていなくて、質問対応のみだからこその悩みだと思います。質問対応は本当に難しい。試行錯誤しています。

共テ何点くらい取れてましたか
校舎と大学が近所ということもあって、僕が今通っている医学部を志望している子もいて、こちらも指導に気合が入るものですが、過去問演習の時期に入ってよくある質問が「この時期に何点くらいとれてましたか」というもの。僕個人の経験は彼らには当てはまらないと思うのですが、聞かれているので、参考程度にね、と断ったうえで答えます。ただ毎度の読者の方ならご存じかもしれませんが、ぼくはもともと医学部志望ではなく医学部は後期試験しか受けていないので、前期で狙っている彼らを、正直あまり指導できる立場にありません。「医学部に通ってる子やから!」と塾長は紹介してくれるものの、医学部受験の指導に関してはエセ医学生です。
まとめ
やっぱり質問対応は難しいし責任ある仕事何だと感じます。最近は何回か同じ子の質問に答えていると、その子がどんな答えを求めているのかだいたい分かってくるようになりました。これからも生徒の皆さんのお役に立てるように頑張ります。

