東進の神講師シリーズ 青木純二先生

hiyoko

国立医学部医学科1年生。2025年度入試で田舎の公立高校から某地方国医に現役合格。現在は学業とブログでの発信に関心を持ち活動しています。ブログを通して医学生の日常や合格までの勉強法などお届けします。東進衛星予備校、東進東大特進(5教科特待)、Z会(通信教育)を利用していました。

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国立医学部現役合格した僕が受験生時代にお世話になった大先生方を紹介していく「東進の神講師シリーズ」。今回はハマりにハマった数学の青木純二先生です。

青木純二先生

素晴らしい講師がそろう東進の数学講師陣ですが、難関大受験者(特に東大)に高い人気を誇るのが青木純二先生です。僕自身もハマりましたし、周囲にもすすめたところ青木純二ファンが大量発生しました。毎度毎度感動の授業で、その日受けた授業を振り返ってかみしめながら寝るのが僕の受験生時代でした。

数学の真髄

青木先生の講座といえば「数学の真髄」シリーズです。「数〇」とかいう分野別の解放暗記に逃げず、数学の本質「なぜそうなるのか」にスポットを当てた授業が展開されます。最も印象的なのは、東大特進高2プレ講座の数学の真髄です。初学者向けに10コマで微積分・ベクトルを導入していくのですが、「微分は傾きを表す」説明が明快です。実際にグラフの様子を見ながら傾きのグラフを書いてみる体験を通して、概念を正確に把握します。授業の中で、この教え方は見たことがないだろうが海外の教科書には書いているといった話があったのですが、偶然、シンガポールでまさにその図を見つけて感動しました。恐るべし。

解法紹介→暗記の参考書と違い、本当の数学を学んでいるような気になるのです。

なお、通期(衛星予備校)の数学の真髄と東大特進の数学の真髄は一部内容が被りますが、通期には通期にしかない内容があったり、東大特進はより東大を意識した内容になっていたりして、東大志望ならどちらも受けるのがいい気がします。ときどき、通期で勉強していることを前提に特進の話が進むことがあるので、通期に行くか自分で勉強する必要があります。

論理・写像とベクトルについては同名の参考書が出ていて、自分で勉強してみることもできます。どちらも青木純二にしかできない核心をついた授業が展開されます。論理編は、解法云々というより、問題文の状況を理解して進め方を考えられるか、記述答案に論理的な矛盾を生まないか、そんなところの基礎を学びます。「同値変形」や「全称命題」なんかがキーワードです。写像については正直参考書のみで理解するのは難しかったですが、映像授業を見れば得意分野になります。代表的なのはxy平面に存在範囲を図示する問題です。ベクトルは超つよつよです。図形問題を見たら、とりあえずベクトルをつかえないか検討するようになります。おそろしく広く応用できます。「正射影ベクトル」や「ベクトルの回転」が印象的な内容でした。

人柄にもハマってしまう

青木先生はもちろん感動の授業で最難関受験者に人気なのですが、シンプルに「かっこいい」人柄も人気の理由の一つです。分かりやすいし、なんかおしゃれなファッションだし、おもしろいし。東大生ではなく教員を志して地元で教員になっているという経歴からも、教育に対する信念のようなものを感じます。カリスマオーラをプンプンさせているのです。ずっと映像授業をみているとなんか親近感がわいてしかたがないのです。東大特進の授業をとればお茶の水でライブ授業を受けることができます。

青木純二の魅力

他に類のない分かりやすさ、カリスマ性、実績…。もし真髄を受講してなかったらどうやって解いてたんだろうか…という学びの連続です。通期の基本原理追求編、東大実践演習編特進での真髄と、かなり豊富にあり十分に学習できます。一つ注意としては、実践演習や東大特進はかなりハイレベルになってくるので、やはりある程度、普通の参考書で勧められているような解法を出せるくらいには学習を積んでから受けるほうがいいでしょう。そのほうが効果が高いです。待望の参考書版や特別招待講習もあるので利用できる方はぜひ利用してください。