東進の全統高模試「決勝大会」に行ってみた。行ったらホテル泊まれてパンケーキも食えた

hiyoko

国立医学部医学科1年生。2025年度入試で田舎の公立高校から某地方国医に現役合格。現在は学業とブログでの発信に関心を持ち活動しています。ブログを通して医学生の日常や合格までの勉強法などお届けします。東進衛星予備校、東進東大特進(5教科特待)、Z会(通信教育)を利用していました。

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秋に東進の全国統一高校生テスト(共通テスト模試)を受けたところ「決勝大会」なるものに呼んでいただき、実際に行ってみたのでレポートします。

決勝大会とは

全国統一高校生テストとは東進がやってる二か月ごとの共通テスト模試の特別バージョン(年二回開催)で、東進生でない人でも参加できます。東進生は「ああ、今回は受けに来る人が多い回か…」と思うやつです。都会人は「全統高」と呼称するようです。
実は全国統一高校生テストには成績優秀者の「決勝大会」なるものが存在します。普段受けてる模試は実は予選だったのでしょうか。見事決勝進出すると、東京までの交通費、会場の新宿の高級ホテルでの朝ビュッフェ付き前泊、友人の東進生にマウントをとる権利などをゲットできます。さらに、決勝大会で上位に入ると留学費用$40万のチャンスや、ノートPCがもらえます。上位者をしっかり景品で釣るスタイルです。
共テ模試から決勝まで1か月くらいしかないので慌ただしい準備になります。

決勝進出の条件

進出条件は全国統一高校生テストの「全学年統一部門」の国語、数学、英語の合計点で高3生内上位100位、高2,1生内それぞれ上位50位以内に入ることです。(合計200人)
国数英の600点満点で勝負です。理科や情報は関係ありません。
ちなみに僕は高3秋の全統高で550点弱でギリギリ決勝進出しました。おそらくボーダーもその辺だと思われます。

決勝大会までの流れ

東進の共通テスト模試は中3日で返ってきます。順位をチェックすると、やや!決勝進出かもしれません。数日後に衛星予備校から決勝大会進出の同意条件について説明されます。特に高3秋だと追い込みの受験本番前ですが、僕は「もちろん行かせていただきます」です。ちなみにしばらくすると東進のホームページに成績優秀者として名前と高校名が出ます。これを用いて友人の皆にマウントをとることができるのです。

事前課題がある

決勝大会には当日持参の課題があって、なんか難しくてよく分からないテーマの作文を持って行かないといけません(いや、喜んで持って行きます)。さらに、その作文の内容を発表するためのプレゼン用紙も作ってこいという条件です。喜んで作らせていただきます
また、成績が良ければ留学費用もくれるらしいので、その辺の書類も書きます。アメリカかイギリスの志望校を書きます。よく分かんないのでとりあえずハーバード大学志望ってことにしときます。有名なとこなんやろ?

さあ出発しよう

そうこうしているうちに出発の日であります。タダで前泊させてくれるので、せっかくだから朝早くから東京に向かい大学巡りを計画します。ちなみに新幹線代も往復払ってくれます。

ちょうど東京大学の駒場祭と慶應大学の三田祭をやっている日だったので軽く見に行きます。東京ってすげえな。ボッチなのですぐ退散します。僕がこうやってフワフワしてる間にも慶大では推薦入試してます。

もう入試してんのね…

道に迷いまくったのちに会場である西新宿の京王プラザホテルにつきました。日高屋のB1で一人さみしい夕食です。

宿泊

お部屋は高校生を一人で泊まらせるにはもったない広さと眺めであります。東京都庁がよく見えるお部屋でした。

部屋からの眺望。よくわかんないけど都庁がすごいことになってる

ちなみにどれくらいホントかは分かりませんが、お部屋に置いてあった正規の料金は十ウン万でした。見て目玉が飛び飛び飛び出るかと思いました。上位者にいい思いをさせる東進の戦略でしょうか。
ちなみに当日の朝食も用意してもらえます。朝寝坊からの四十何階かでビュッフェです。知り合いもいないので黙々とパンケーキとシリアルを食べます。頭の中は今日のテストのことではなく「次は何を食べようかなあ」です。
同じ日に中学生の決勝大会もやっているので、中学生とその親という組み合わせもいっぱいいます。なんか有名な中学生がいらっしゃったみたいで、親御さんどうしで盛り上がってました。ぼくも混ぜてほしいです。

決勝本番だ!

さあ、決勝本番であります。これが今回のメインテーマです。ドキドキします。
決勝での試験科目は国語、数学、英語、情報となっております。国数英はスタンダードな記述テストで、情報はマーク問題です(これは謎)。まあ過去問もなく対策のしようがないのでとりあえず問題をざっと見てできるところから解いていく感じです。情報に関しては、明らかに高校で習う情報Ⅰの範囲を飛び越えた内容もあった気が…。
テスト終了後には事前課題の作文の発表タイムがあります。席が近い4人で作文、というかプレゼン用紙を発表しあうというものです。発表もしつつ、志望校がどうとか夢がどうとか雑談します。っていうかほぼ雑談。みんなすごい高校名で、いかつい志望校でした。こりゃすごいわ。自分が入っちゃっていいのかと思いました。ここで早くも、決勝大会上位入賞ののち東進の奨学金でハーバード留学の夢が絶たれていることに気づいてしまいました。

感想

最後の作文発表タイムが素晴らしかった。田舎じゃ会えないガチの神々と話せて東進サイコー
ホテル代、電車代、ご飯代で、今まで払った塾代の5分の1くらいは回収できたかな。