苑田物理の入門講座、「理系物理の基礎」を受けてみた。【医学生が解説】

hiyoko

国立医学部に現役合格。医学生の日常や合格までの勉強法、その他関連お役立ち情報をお届けします。受験生時代は東進衛星予備校・東進東大特進(5教科特待)・Z会

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サングラスにポニーテールの講師、苑田尚之先生(物理)。東進が誇る苑田先生の有名な講座が、ハイレベル物理・トップレベル物理ですが、初学者向けにはその入門編として「理系物理の基礎」という講座が用意されています。意外と注目されていないのですが、苑田先生の講座の中では最も難易度の低い講座であり、ハイレベル・トップレベル物理へのスムーズな接続のためにも、非常に受ける価値がある講座だと感じています。今回は、実際に「理系物理の基礎」を受けていた僕が、どんな価値ある講座なのか解説します。

テキスト汚れててスミマセン。何度も読み返しました。

高等学校対応 理系物理の基礎

正式名称は「高等学校対応 理系物理の基礎」であり、高校対応講座という位置づけになっており、高1,高2が対象です。高2でこの講座を受ける→ハイレベル物理へと進んでいく感じです。ぼくはもともと別の高校対応講座を受けていたのですが、それが簡単すぎたので「オレは本物を味わいたい!」と思って、手数料を払ってこの講座に変更しました。高校対応と言いながらも、難易度としては比べ物にならないほど難しい。力学13回、波動・電気各10回なのですが、その前に物理数学ということで、微積分の話が2講あります。物理をするためにまず数学から入るとはすごいですね。ちなみにハイレベル物理の方では微積分に加えてベクトルの話もしてました。この物理数学の内容が青木純二先生の数学の真髄と結局同じことを言っていることに気づいて、やっぱりすごい人たちは同じところにやってくるんだなと思って、それから2人をより崇めるようになりました。

力のモーメント、円運動、ケプラー問題は扱わないとされています。これらは、ハイレベル物理ではしっかりと扱われます。他にも、時間の都合上、ハイレベル物理と比べるとだいぶ簡単な説明で終わることも多いのですが、それでも初学者にはかなりキツイです(ハイレベル物理を受けてから見るとめっちゃ簡単)。
しかし重要なテーマはだいたい拾っていってくれるので、学校の授業や共テくらいはこの講座だけでもラクラク解けてきます。この講座で扱わない部分や熱力学、ハイレベル物理の面白い部分(二体問題とか、コンデンサーとか!)は、この先のハイレベル物理にお預けです。

ハイレベル物理への接続

理系物理の基礎は、ハイレベル物理への接続がめちゃめちゃいいです。ハイレベル物理の何講目かで、「理系物理の基礎って全部このための準備だったんだ」と気づきました。逆に、理系物理の基礎を受けていなければ分からなかったなという難しすぎる解説も時々飛び出して、ほんとうに受けといてよかったと思いました。式変形や文字の扱いで「えっ?なんでなんで?」となる部分をかなり回避し、理解しやすくなります。賢い方なら大丈夫だと思いますが、ぼくのような凡人は絶対理系物理の基礎から始めるほうが良いと思います。

まとめ

理系物理の基礎は、それ単体でも十分な難易度と内容ですが、ハイレベル物理のための準備としてさらに大きな力を発揮します。あなたも苑田物理の沼へようこそ!

ハイレベル物理